論説資料保存会では、1964年以降、中国関係、日本語学(国語学)、英語学、教育学の論文を筆者
のご承認・ご協力を得て書籍(2000年よりCD-ROM版も発行)として集成してまいりました。
(掲載に際しては著作権所有者の許諾を得ております。)
先行研究をどのように調べていますか?
参考となる論文が存在するのか。掲載されている紀要などはどこにあるのか。探し出すのは容易
ではありません。これはインターネットで閲覧できる論文についても同様です。
調べるだけで多くの時間を使っていませんか。
当保存会で発行している中国関係論説資料、日本語学論説資料、英語学論説資料、教育学論説資
料は、年度別、分野別に論文を掲載しております。
各分野の論文が出典元順に掲載されていますので、目次をご覧いただければ必要な論文を簡単に
探し出すことができます。
継続的にお備えいただくことで、ある時代、その分野でどのような研究がされてきたか歴史的な
分析もできます。
また、ご購読されている方には創刊号から最新号までの目次を収録した CD-ROM版論説資料索引
を無料でお付けしております。論文名、執筆者、出典元で検索することができますので、論説資
料のどの号に論文が掲載されているか知ることができます。
学生に論文指導をされる時どのようなアドバイスをされていますか?
テーマを決める。参考文献はどうするか。論説資料は論文指導の手助けになります。
学生に課題を出す際に 論説資料 を見ることを薦めてはいかがでしょうか。
各分野でいろいろなテーマの論文が掲載されています。目次をみるだけでも学生自身が関心を持
つテーマを見つけることができます。そして、参考文献も簡単に見つけ出せます。
学生の指導に 論説資料 の利用を薦めていらっしゃる先生方から学生が研究テーマを決める際に
役立つとご好評をいただいております。
論説資料に掲載することで
ご自身の論文を多くの研究者に紹介することができます。
論文は他の研究者や学生に読んでもらうことで価値が増します。論説資料に転載することで、
その論文を多くの研究者に知ってもらうことができます。
なぜなら、論説資料 に論文の転載をご承認いただいた研究者の方々に収録論文一覧(目次の抜
刷)をお送りして掲載させていただいたご報告をしているからです。
在籍されている大学の図書館、研究室に 論説資料 が所蔵されていなくても、収録論文一覧を
見た多くの研究者にご自身の論文を紹介することができます。
各号の執筆者は数百名になります。中国関係論説資料では1000名を超える場合もあります。
当保存会では、現在、インターネットで閲覧できる論文であっても、将来にわたって研究者や
学生が先行研究を調べる手助けになるよう掲載しています。多くの研究者がお互いの研究成果
を読むことができるように書籍(及びCD-ROM)に保存していくことに意義があると考えている
からです。
また、論説資料は、その分野の専門誌に発表された論文は転載しない場合があります。執筆者
や著作権所有者と連絡がとれなかった場合は転載いたしません。しかし、これらの論文も目次
に掲載させていただくことがあります。本文を掲載できなかった論文もその分野の研究として
多くの方々に紹介することが重要と考えているからです。
毎年、当保存会から論文の転載をお願いするご案内を執筆者、出典元にさせていただいており
ます。趣旨をご理解の上どうぞご協力をお願い申し上げます。
(論説資料刊行の趣旨を全うするため、今後とも該当論文掲載誌または抜刷などをご恵贈いた
だければ幸いです。)
論説資料は、継続的にご購入いただいている会員様向けの限定的な出版物です。
書店では販売しておりませんので、当保存会に直接お申し込み下さい。
在庫がある場合は臨時でもご購入できますので、当保存会にお問い合わせ下さい。
・1965年(昭和40年) 中国関係論説資料 を創刊、現在第64号まで発行。
・1966年(昭和41年) 国語学論説資料 を創刊(第25号より 日本語学論説資料 と改題)、現在
第59号まで発行。
・1969年(昭和44年) 英語学論説資料 を創刊、現在第56号まで発行。
・1987年(昭和62年) 教育学論説資料 を創刊、第24号まで発行し、現在は休刊中。
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